お猫様から壁紙を守る!賃貸でも使える「貼ってはがせる爪とぎ」を使ってみた!
猫が家の壁紙を引っ掻いてボロボロにしてしまう…
猫が壁紙で爪とぎをしないよう、なにか対策したい…
猫ちゃんを飼っていると、家の壁紙で爪とぎをしてしまったり、高いところへジャンプしようとして爪が引っ掛かりボロボロになってしまうこと、ありますよね。
- なぜ猫は壁紙で爪とぎをしてしまうのか?
- 猫に壁紙をボロボロにされないための対策を知りたい
- 賃貸でも使える壁紙保護シートのおすすめを知りたい
当記事ではこういった悩みを解決できるように、猫飼いさんにおすすめの壁紙対策を紹介していきます!
なぜ猫は壁紙で爪とぎをするの?
猫ちゃんが壁をボロボロにしたり爪とぎをしてしまう理由は主に4つ。
- 「狩猟本能」により、武器=爪をお手入れするため
- マーキング行為
- ストレス発散
- かまってほしい
いずれも猫ちゃんの習性によるものなので、爪とぎ自体を完全に防ぐことはできません。
ですが、きちんと対策をすれば爪とぎによる壁紙への被害を最小限に抑えることはできます。
もし賃貸で壁紙をボロボロにしてしまった場合、いくら請求される?
賃貸物件で猫ちゃんを飼っている場合、壁紙の破損レベルによっては退去時に高額な修繕費を請求されてしまうこともあるため、注意が必要です。
以下の表は、一般的にかかる賃貸物件の壁紙修繕費用となります。
部屋の大きさ | 修繕費用の相場 |
---|---|
6畳 | 20,000 – 40,000円 |
8畳 | 30,000 – 50,000円 |
10畳 | 40,000 – 60,000円 |
あくまで相場の目安であり、使用する壁紙の種類や品質、施工業者、地域によっても異なりますが、なかなか高額なので前もって対策できることはしておきましょう!
一般的な壁への爪とぎ対策
まずは、最低限やっておきたい一般的な対策例をご紹介していきます。
小まめに爪きりをする
あたり前のことですが、猫ちゃんの爪が鋭くなればなるほど、壁をガリガリ引っ掻いてしまった時の被害が大きくなってしまいますので、日頃から小まめに爪を切ってあげましょう。
爪とぎ自体を止めさせることはできませんが、爪が短くなっていればその分、壁紙への被害を抑えられます。
我が家で愛用している爪切りはこれ!スパスパとスムーズに切れるので、短時間で終わります。
爪とぎを設置しておく
猫ちゃんが壁紙で爪とぎをしてしまう理由のひとつとして、爪とぎをする場所が不足していることが考えられます。そのため、家の中に猫ちゃん用の爪とぎを複数設置することが対策として有効。
猫ちゃんが普段が好む場所や、ガリガリしてしまう壁の近くに爪とぎを設置しておくことで、壁紙へのダメージを減らすことができます。
麻縄つきのキャットタワーや、爪とぎポールなどある程度高さのあるものだと猫ちゃんも喜びます。
賃貸などで設置スペースが無い場合は、こういった小型でおしゃれな爪とぎもあるのでおすすめです。
ストレス発散できるような関わりを
猫ちゃんは不安な気持ちやストレスを、爪とぎで体を動かすことによって発散させている場合もあります。壁への爪とぎを少しでも減らすためには、日頃のストレスを発散させてあげることも大切。
猫じゃらしで遊んであげたり、けりけり運動ができるぬいぐるみをプレゼントするのもおすすめです。
どうしても壁紙でガリガリ爪とぎしてしまう場合は壁紙そのものを保護する
さて、ここまで一般的な壁紙への爪とぎ対策を紹介してきましたが、それでも猫ちゃんが壁をガリガリしてしまう!といった場合は、最終手段として壁紙そのものを保護してしまうのがおすすめです。
我が家にはお猫様が4人いるのですが、そのうちの2人がこの一箇所を、しょっちゅうガリガリしてしまい、無惨にも壁紙をベロリと剥がされてしまいました。
キャットタワーのポール部分に似たような形状のためか、爪とぎスペースと勘違いしされているかもしれません…。
はじめは、これ以上の被害を防ぐためにOPPテープで剥がれた箇所を保護していたのですが、こんどはこのOPPテープがお猫様の餌食になってしまい、更にガリガリされてしまう状況でした。
壁に貼るタイプの爪とぎを実際に使ってみた
我が家のこの支柱に合うサイズの壁に貼ってはがせるタイプの爪とぎシートを探してみたところ、日本製の猫の爪とぎ吸着段ボールを発見したので試しに購入してみました。2枚入で900円ほど。
開封する前から、りおが興味津々に近づいてきました。
裏面に全部で3箇所、貼ってはがせる吸着シートがついています。これを、支柱に貼っていきます。
完成!ただ貼るだけなので、とっても簡単!
りおが早速ガリガリと爪とぎを始めました。いい感じ!
その後も、他のお猫様たちも順番にガリガリやり始めたので、無事に壁の保護に成功しました。我が家は持ち家ですが、この商品なら貼って剥がすことができるので賃貸物件でも問題なく使用できるのでおすすめ。
使い始めて1週間。耐久性は?
この壁に貼るタイプの爪とぎを使用し始めて、1週間後の様子がこちら。
狙い通り、お猫様たちのガリガリ対象が壁→この爪とぎに変わったため、無事に壁は守られています。4人のお猫様が居て、1週間でこの程度の傷み具合なので1ヶ月保てば良い方ですかね。
900円で1ヶ月、壁紙を守ることができるならコスパも悪くないと思います。
貼るタイプの麻縄風シートもある
今回我が家で試したのは、段ボールタイプの貼ってはがせる爪とぎシートでしたが、キャットタワーの爪とぎ部分の補修材として、こういった麻縄に近い素材のシートも売られています。
ポール部分に巻いて貼ることを想定して作られているため、壁紙に使うとなると貼ってはがせる吸着テープを別途用意する必要がありそうですが、耐久性が高そうなので、今使っている段ボール爪とぎが完全に破壊されてしまった後は、こちらを試してみたいと思います。
まとめ
猫ちゃんの壁紙ガリガリ対策は、爪とぎの設置や日頃のストレス解消・貼ってはがせるタイプの爪とぎシートを使用することが効果的。
猫ちゃんがストレスなく爪とぎを楽しめる環境を提供しつつ、壁紙を守っていきましょう。