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【やんちゃで手に負えない!?】ベンガル猫を飼う前に知っておいてほしいこと5つ。

ねこやま ころね
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ベンガル猫、可愛いですよね。ヒョウ柄のような野性的で美しい模様に、可愛らしい顔立ち。この外見に惹かれて飼育を検討している人も多いのではないでしょうか。

ねこやま
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しかし…安易な気持ちでベンガル猫を飼うのはおすすめしません。

今回の記事では、実際にベンガル猫を飼っている筆者より、ベンガル猫を検討している方に向けて予め知っておいて欲しいことをお伝えしていきます。

この記事を読んだらわかること
  • ベンガル猫の特徴
  • ベンガル猫の性格
  • ベンガル猫を飼う時の注意点

まずはベンガル猫の特徴や性格を知ろう

ベンガルは野性的で美しい外見に加え、高い運動能力が魅力の猫ちゃんです。一方で、活発で好奇心旺盛なため、飼育するのに必要な環境をしっかり整えていく必要があります。

ベンガル猫のオスとメスそれぞれの性格

以下は一般的に知られているベンガル猫のオスとメスそれぞれの性格について表にまとめたものです。

項目オスメス
甘えん坊度★★★★★★★★
人懐っこさ★★★★★★★
運動量★★★★★★★★
やんちゃ度★★★★★★★★
活発度★★★★★★★★
いたずら好き度★★★★★★★
縄張り意識★★★★★★★
多頭飼い向き★★★★★★
鳴き声の大きさ★★★★★★★
体格の良さ★★★★★★★★

もちろん個体差はありますが、これが世間一般的なベンガル猫に対するイメージと言って良いでしょう。

ベンガル猫の身体的特徴

項目詳細
体型中型~大型。体重はオスで4~7kg、メスで3~5kg程度。
筋肉質で引き締まった体格をしている。
毛並み短毛。毛色は様々だが、主にマーブル、スポット、スノーの3種類。
毛並みは滑らかで柔らかい。
頭部小さめ。頭頂部は平らで、顔つきはキツネに似ている。
アーモンド型。目の色はグリーン、ゴールド、アンバーなど。
視力は他の猫種と比べると劣っている。
大きめ。先端が尖っている。
長め。筋肉質で力強い足つき。
尻尾長め。太く、先端が尖っている。
運動能力高い運動能力をもつ。特にジャンプ力、瞬発力、持久力に優れている。
高いところに登ることが得意。

ベンガル猫がかかりやすいとされている病気

ベンガル猫は、他の猫種と比べていくつかの病気にかかりやすい傾向があります。特にかかりやすい病気として挙げられるのが以下の3つ。

病名症状治療方法
特発性多発神経根障害原因不明の神経の病気。足を引きずったり、尿や便が出にくくなったり、失禁する。1~2歳頃に発症することが多い。薬で症状を抑える
進行性網膜萎縮(ベンガル網膜症)ベンガル猫がかかりやすい遺伝性の眼病。網膜の細胞が徐々に死んでいくことで、視力が低下し、最終的には失明に至る。なし
遺伝性溶血性貧血(赤血球ピルビン酸キナーゼ欠損症)生まれつきの病気で、慢性的な貧血を引き起こすなどが挙げられる。輸血や薬で治療

もちろん、全てのベンガル猫がこれらの病気にかかるわけじゃないですし、この病気以外にも、他の猫種と同様に一般的な猫の病気にもかかる可能性があります。

ねこやま
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日頃から体調の変化に気を配ることが大切です。

メスは比較的おとなしい?そんな情報は鵜呑みにするな…!

先ほどの表では、オスはやんちゃで活発。メスはオスと比べると比較的おとなしく、温和としていましたが、あくまでもこれは世間一般的なイメージに過ぎません。

なぜなら実際に我が家で飼っているベンガル猫の「りお」は、全くこの特徴に当てはまらないからです…。

我が家のベンガル猫はこんな感じ!

項目りおのパラメーター
甘えん坊度
人懐っこさ★★★
運動量★★★★★
やんちゃ度★★★★★
活発度★★★★★
いたずら好き度★★★★★
縄張り意識
多頭飼い向き★★★
鳴き声の大きさ
体格の良さ★★

ベンガルのメスは温和だなんて、とんでもない…!うちのりおは、やんちゃだしイタズラ大好きだし、めちゃくちゃ活発。しょっちゅう走り回って暴れています。

それに、身体能力が高いとされているベンガル猫ですが、りおの場合はジャンプがあまり得意ではありません。着地の時によくお腹から落ちたり、こけたりするので心配になるレベル。

具体的にどんなイタズラをするのか?

我が家のベンガル猫・りおがこれまでにしてきた、数々のイタズラについて紹介していきます。ベンガル猫の飼育を検討している方は「こんなこともするんだ」くらいで結構ですので、頭の片隅にでも置いておいてください。

1.ソファの破壊行為

我が家には4人のお猫様が居ます。みんな、ソファをバリバリ引っ掻いてボロボロにします。それはお猫様なので仕方ないと思います。

しかし、りおの場合はソファカバーのファスナー部分を執拗に狙い、破壊。ファスナーが閉まらなくなり中のスポンジがむき出しになってしまいました…。

2.首輪を無理に外そうとして、猿ぐつわ状態に…

ある日「ぎゃっ!ぐぐっ!」みたいな今まで聞いたことの無いりおの声が聞こえ、急いで様子を見にいくと…購入したばかりの首輪が猿ぐつわ状態になっていました。

自分で首輪を無理やり外そうとしているうちに、口に上手いことはまってしまったのでしょう。。

で、口にハマった首輪をどうにかしようとして今度は前足の爪が首輪に引っかかりパニックになって暴れているところだったので、すぐに引っかかった爪を外したところ、首輪も定位置に戻りました。

画像
落ち着きを取り戻したりお

これまで他の子は、首輪でこんな事態になったことが無かったので少し焦りました。

※ちなみに、首輪にはきちんと安全装置が着いていおり一定の力が加わると外れることは実証済みです。決して首輪の不具合などではありません。

3.寝ている人間の足を噛む

ほぼ毎日のことですが、人間がこたつやベッドで寝ているとガジガジ足の指や足首あたりを噛んできます。とにかく足を狙ってきます。痛みで目が覚めることもしばしば…。

4.他の猫のごはんやおやつを奪いまくる

りおは我が家のお猫様の中で一番よくごはんを食べます。食欲が旺盛すぎて、自分のごはんを食べ終わった途端に他の食事中のお猫様のもとへ駆け寄っていき、ごはんを奪い取るのです…

ちなみに、他のお猫様3人はこんなことはしません。。

どんなに怒られても、お構い無しで奪って食べてしまいます。これでは他のお猫様のストレスになってしまうので、まずは少し離れた場所にりおのごはんを用意して、りおが夢中で食べている間に、他のお猫様たちへごはんをあげるかたちで対応しています。

5.人間のごはんも狙ってくるので要注意

他のお猫様のごはんを奪ってしまうりおですが、人間のごはんも同様に食べようとするので、細心の注意払う必要があります。

我が家では、必ず先にお猫様たちへごはんをあげてから人間もごはんを食べるようにしているのですが、りおだけ毎回食卓テーブルに登ってきて人間のごはんを狙ってきます。

少しでも目を話すとコップの中に手を突っ込んだり、人間用のおかずや主食に顔を近づけてしまうので、その度に叱るのですがなかなか懲りずに同じことを繰り返します。。。

ねこやま
ねこやま

色々としつけの方法について勉強しましたが、イマイチどれも効果がなく、半ば諦めております…

まとめ:ベンガル猫を飼う前に知っておきたいこと5つ

ベンガルは魅力的な猫種ですが、飼育するのに注意点が多いのもまた事実。これらを踏まえたうえでお迎えを検討してみてください。

ベンガル猫を飼う前に知っておくべきこと
  • 運動量が多く活発なので、十分に遊べる環境と時間を確保すること
  • オスは他の猫種と比べて鳴き声が大きいため、場合によっては近所から苦情が来るかも
  • ベンガルは他の猫種と比べて、かかりやすい病気が多いので日頃の体調管理に気を使うこと
  • イタズラが大好きなので、破壊行為に注意
  • 好奇心旺盛なので、誤飲などの事故に注意

もちろん、すべてのベンガル猫にこういった傾向がみられるわけではないですが、一般的に知られているベンガル猫の特徴と我が家のベンガル猫・りおの性格を鑑みると、やんちゃ・イタズラ好き・活発という点は共通しているのかなと思います。

ただし!

ここまで、ベンガル猫についてネガティブと捉えられても仕方ない話をたくさんお伝えしてきましたが、決してベンガル猫を飼うことを反対しているわけではありません。

イタズラばかりするし、やんちゃだし足噛んできますけどね。それでも可愛いですよ。どこか憎めない可愛さがあるんです。

ベンガル猫については別記事でも詳しく紹介していますので良ければご覧ください。

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保護猫の魅力に取り憑かれた、ただのねこおたく。キジトラのくるみ・茶白のひまり・麦わら猫のるき・ベンガル猫の、りお。4匹のお猫さまとともにのんびりと暮らしています。
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